YOSHINAGA Shin'ichi @ma_tango オカルトという言葉は、1973年コリン・ウィルソンの『オカルト』が翻訳されてから日本で流布したわけです。現在東北大院生でオカルトの流行と真言宗との関連を研究している方がいますが、その中間報告で面白い指摘がされていました。 YOSHINAGA Shin'ichi @ma_tango つまり、大陸書房では、1973年までは書名のタイトルに「オカルト」の入った本は一冊もなく、74年に急増しているそうです。これはつまり『オカルト』のヒットによって、そのカテゴリー名ができたこと、しかし、それ以前からすでに、そうした排除された知識の場はあったということです。 YOSHINAGA Shin'ichi @ma_tango 実際、オカルト以外にも、そうした総称はあって、たとえばアメリカであれば「メタフィジカル」がそうです。2001年、西海岸の古本屋