ブックマーク / www.yhlee.org (6)

  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 公共の敵

    _ [社会]公共の敵『公共の敵』というタイトルの韓国映画があるのだが、今回は映画の話ではない。 10年前に書いた記事の引用から。 オウム真理教(現アレフ)の信者が、転入先で地域住民の移転反対運動にあい、住民票の受理を拒否される、という事件が続いたころも、わたしは完全に信者側にたってことの推移を見ていた。地域住民から強い不信感、不安感が表明されれば、法の保護は、もう彼らには与えられないのだ。現段階では、裁判に信者側が勝っている地域もあるので、法の保護は期待できない、というわけでもないのだが、そのころは、そのニュースを見るたびに、恐怖でいっぱいになった。アレフ信者が怖いのではなく、地域住民が怖かったのである。 ところが、夫を含めて、わたしの周りのちゃんとした見識を持っていると思っていた人たちが、だれも口をそろえて「理屈はそうだろうけど、実際にオウムが近くに越してきたら怖いよ。住民の対応は無理も

    t-kawase
    t-kawase 2012/02/07
    最早この社会の宿痾とも言いたいところだが、目の前で「スケープゴート」が焼かれつつあるのを見たなら「次は俺の番かも」との恐怖を持ち続けたい。
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - バッシングの構造

    _ [社会]バッシングの構造「農業やりたくない」 就職拒否のミャンマー難民夫婦が会見 - MSN産経ニュース 「(農作業は)大変だった。農業はやりたくない」/農作業が早朝から長時間におよび、暑いビニールハウス内で作業する大変さを説明。長男(16)が通っていた夜間中学が遠く、帰りが遅くなることから通学を断念したとも明らかにした。 上にリンクしたニュースを読んで、たいていの人が感じることは「農作業なんて大変に決まってるじゃないか。日に来ればぜいたくできると思って、甘い考えで来たんだろう。おれだって、毎日朝から遅くまで働いていて、子供も遠くの塾まで通って遅くまで勉強してるんだ。甘ったれるんじゃない」というあたりだろうか。 というか、明らかに上のような反応を狙って書いた記事だと思う。発表された内容のうち、この難民の家族に悪意を持って上手に切り取ると、上のような記事ができあがる。そういう意味ではよ

    t-kawase
    t-kawase 2011/09/30
    日本の恥ずかしい実態。あと、自助努力万能論の問題も。
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 50年前の少女

    _ [在日・韓朝鮮]50年前の少女アニメ『アルプスの少女 ハイジ』に、フランクフルトに連れて行かれたハイジが、山恋しさのあまり、夢遊病になってしまい、幽霊と間違えられて大騒ぎになる、というくだりがある。 こどもの頃、祖母といっしょにテレビを見ていて、その話で祖母が大泣きに泣いているのを見て、そりゃあかわいそうではあるけど、そこまでか? と不思議に思ったことがある。 わたしの祖母は、10代のはじめに日にやってきた。幼いころに母親を亡くし、父親は仕事で留守がちだったので、祖父や叔父夫婦に面倒を見てもらっていたのだが、その叔父が日に来ることになり、連れられて来たのだ。貧しい暮らしの中で、日語を覚えるとまもなく、子守奉公に出されたという。12,3歳の少女が慣れない異国の地で、肉親からも離れて知らない人の中で暮らしたのである。どれほどホームシックにさいなまれたことだろう。こどもの頃は、祖母の少

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    t-kawase 2008/12/23
    誰でも子供だった時代がある
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - リアリティのない筋書き

    _ [社会][ネット]リアリティのない筋書き国籍法改正案まとめWIKI - トップページ 笑えるような話ではないのだが、 最高裁の違憲判決に端を発した国籍法改正を「改悪」と叫んでいる人たちの描く筋書きを見ると、驚くほどリアリティがないのには、失笑せざるを得ない。 基的な論点は、下の3つのリンク先を読んでもらえればよいと思う。 国籍法改正案を「改悪」と主張する人に、問いたいただ一つのこと。 - 負け犬のプライド   国籍法「改悪派」への疑問点(その2)。 - 負け犬のプライド   衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版 » 国籍法に関するQ&A 要するに、外国人母を持つ子供に対して、日人父の認知が出生前か出生後かという違いで、日国籍が取得できるかどうか決まる、というのは、あまりにバランスを欠いていて不当である、という状況をどうやって解決するのか、というのが、この国

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    t-kawase 2008/11/16
    「人権擁護法案」の時同様、踊らされる人が多いのに軽く絶望(ある教え子もしっかりこの陰謀論にはまっていたし←米欄に「落ち着け」とは書いたが)。
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 国籍を決めるのは誰か

    _ [在日・韓朝鮮]国籍を決めるのは誰か ※※以上を踏まえた上で言うと、日で在日朝鮮人の総理大臣が登場する可能性なんて皆無(そもそも投票権などの市民権すらまだ公然と剥奪されている!それどころか日政府が率先して在日朝鮮人差別を実行している!)なのと比べると、確かに感慨深いとも言えるけれども。 黒人大統領と在日朝鮮人と先住民 - ばらいろのウェブログ(その2) 毎度のことだが、もうほんとにため息がでるねぇ。いや、リンクした先のブログではなく、このブログについた はてなブックマーク コメントの一部なんだけど。 わたしたち在日のオールドカマーは、移民ではない。不法入国者でもない。元日人とその子孫である。日人と在日三世であるわたしの違いは、祖父母*1の出身地が日国内(内地)か、当時「外地」といわれた植民地か、という1点だけだ。わたしの両親は、日国内(内地)で、日人として生まれている。ふ

    t-kawase
    t-kawase 2008/11/07
    あげたり奪ったりという国の「恣意性」が問題なのだよ。これはノーベル賞の南部先生の件も同根。
  • I'll be here(2006-03-14)[社会][在日・韓朝鮮]だからあいつらはダメなんだ

    _ [社会][在日・韓朝鮮]だからあいつらはダメなんだたしか去年だったと思うが、下の子が通う小学校から配られたプリントにこんな一節があった。「朝べる子と朝抜きの子では、べる子のほうが成績がいいという統計があります。子供には毎朝必ず朝べさせましょう」 統計のトリックに少し興味のある人なら、あー、またやってるよ、と思うに違いない論理展開である。おそらく、書いた人はこの文章の中にトリックが含まれているとは、まったく気づいてないと思うが。 まず、「朝べる子と朝抜きの子では、べる子の法が成績がいい」という文章は、朝べるかどうかと、成績の間に「相関関係」があるということしか言っていない。「朝べるから、成績がよくなる」という「因果関係」ではないのである。 もっと具体的に考えてみよう。朝抜きというのは、夜更かしの習慣が考えられるから、ほんとうに成績との因果関係がある

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