大手電機メーカーの「ソニー」は、防水性の高さをうたって先月発売したタブレット端末の一部に隙間があり、問題があることが分かったとして、世界で出荷したおよそ10万台を対象に一時販売を停止すると発表しました。 防水性に問題があることが分かったのは、ソニーが先月、世界各地で発売したタブレット端末、「エクスペリア タブレット S」で、濡れた手でも操作できる防水性の高さをうたっていました。 ところが、ソニーによりますと、顧客から「端末に隙間がある」と問い合わせがあり、調べたところ、一部の製品にディスプレーと本体の間に隙間があって、問題があることが分かったということです。 このため、ソニーは5日からこの端末の販売を一時停止するとともに、今月下旬から無料で点検や修理を受け付けることを決めました。 この製品は、国内でおよそ2万7000台、世界で合わせておよそ10万台が出荷されています。 ソニーは「ご迷惑をお