きれいなハエを見せてくれたのは大阪市立自然史博物館 外来研究員 熊澤辰徳さん。双翅目(ハエ、アブ、カの仲間。読みは「そうしもく」)を研究している。仕事ではなく趣味で行っているいわゆる在野の研究者である。 生物をテーマにしたオンライン雑誌「ニッチェ・ライフ」を発行している。 インスタバエという企画を思いついたものの、昆虫館でもなかなかハエの標本を置いているところはなく、熊澤さんを見つけたときは小躍りした。 それもそのはず、双翅目は昆虫愛好家の中でも人気がなく、プロの研究者は日本に10人足らずしかいないそうだ。しかも双翅目にはまだ名前がついてない種がおよそ12万種いると考えられているとのこと。人手不足で新種だらけなのだ。(以上、知ったように書いているがすべて熊澤さんのサイトからの情報) 21世紀でシンギュラリティまでもうすぐという時代にハエだけは蚊帳の外である。ハエだけに。 インスタバエとか言
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