電気通信大学(調布市)は、元は無線の学校として始まったのだが、通信、コンピュータなどに特化した大学として、IT業界では非常によく知られている。 ここ10年くらいはコンピュータ囲碁、コンピュータ大貧民の会場になったりというユニークな活動もある。 これらは、人工知能と深く関わっており、人工知能系の教員が充実している数少ない大学の1つである。 一昨年、人工知能先端研究センターが設立された。 電通大の100周年記念キャンパスのUECアライアンスセンターのオープンと共に、汎用人工知能研究拠点AIXがセンター内に設けられた。 このところ汎用人工知能という言葉が乱れ飛んでる。 今成果を挙げているのは、極めて狭い特定分野に特化した人工知能である。 しかし、それだと、分野毎に延々と作らねばないし、状況が変化したらまた作り直し、あるいは学習のやり直しになる。 そうではなくて、人間のように柔軟に様々なことに対応