情報通信研究機構と三菱電機が、「量子鍵配送を用いたワンタイムパッド携帯電話ソフトウェア」を共同開発したらしい(情報通信研究機構のリリース)。 光回線を使い量子鍵配送で2者間に暗号鍵を配り、通話者はそれぞれの組織に設置した量子鍵配送装置から携帯電話に暗号鍵をダウンロードして暗号通信を行う。そして、通話の暗号化に用いる暗号鍵は使い捨てにするというもの。 これはWindows Mobile上のソフトウェアとして実装されており、音声データと同じ長さの暗号鍵で暗号化するため、二者間の通話内容を10分間暗号化するために1,200,000バイトの暗号鍵を事前共有しておくことが必要となるらしい。