観光イベント 広西チワン族自治区玉林市の犬肉祭りで客を待つ犬肉業者(6月21日) Kim Kyung-Hoon-REUTERS 2日間で計1万匹もの犬が、殺され、調理され、食された----。世界中のメディアや動物愛護団体、セレブなどから中止を要望する声が上がっていた22日の「犬肉祭り」のことだ。中国の広西チワン族自治区玉林市で、夏至に合わせて毎年開かれている。 動物愛護団体ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナルによれば、中国南部では毎年、1万匹近い飼い犬や野良犬が何日もかけてこの地に運ばれ、犬肉祭りの闇市場で取引される。同団体のEU(欧州連合)コミュニケーションズ・ディレクター、ウェンディ・ヒギンズは今年、監視のため犬肉祭りに参加した。 セレブが反対運動に加わり、中国でも犬をペットとして所有する人が増えるなか、今年は批判が多く寄せられていた。ヒギンズは「犬肉祭りの終わりの始まり」が
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