『人民日報』がまさかのトップ批判! 激化する「習近平vs李克強」路線闘争、その舞台ウラを読み解く 漂流する中国経済 「中南海」で何が起こっているのか? 先週6月15日は、習近平主席の63回目の誕生日だった。おそらく習主席は、誕生日を利用して自己の偶像崇拝化を図ろうとしたのではないかと思うが、その2日前の6月13日に、強烈な「反撃パンチ」を浴びた。習近平政権の「公式見解」が載るはずの中国共産党中央機関紙『人民日報』に、「トップのあるべき姿とは」と題した驚くべき評論が載ったのだ。 〈 トップ(一把手)であるには、自分が握っている舵の限度をよくわきまえねばならない。何が可能で何が不可能なのかということだ。 あるトップは、自分がナンバー1だと勘違いして、職場を自分の「領地」に見立てて、公権を私権に変えて、やりたい放題だ。自分の話を誇大妄想的に政策にしていき、職場を針も通さない、水も漏らさない独立王
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