MM総研は14日、15歳以上のインターネット利用者2500名に対して「電子書籍サービスおよび電子書籍端末の市場規模」に関する調査を実施した結果を発表した。 まず、電子書籍市場を分析する前提として、紙の書籍の市場規模について分析した。アンケートの結果、2010年度における新品・中古の紙の書籍(雑誌・マンガ・写真集含む)の購入金額は2兆5,378億円となった。「書籍」「雑誌・マンガ・写真集」の内訳でみると、「書籍」が1兆7,321億円、「雑誌・マンガ・写真集」が8,057億円となっている。一方2010年における電子書籍の利用状況は「有料コンテンツ利用」が5.1%(127人)、「無料コンテンツのみ利用」が13.4%(335人)で有料・無料利用を合わせて18.5%(462人)が利用していると回答した。 有料・無料を問わず電子書籍を利用すると回答した462人に電子書籍を読むのにもっとも利用する端末を