ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (3)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「わたしも検索をしていただきたい」と主催者は言った(世田谷区のゲーム脳講演リポート3)、追記あり

    3月6日の森昭雄氏の講演は、主催者の世田谷区健康づくり課、小池課長が「前置き」と、「結語」を述べ、森氏の講演や質疑応答はその間に挟まれる形式で行われた。そのあたりに区の姿勢がはっきりと見られるわけで、それについてのリポート、および、ぼく自身の感想。 できれば、一気にここまで書ければよかったのだけれど、通常業務の中で時間をひねり出しているのでご容赦を。 まずは前置きで、この講演の位置づけを述べた。 ふだんの保健指導業務(?)の中で、子供の発達とゲームの関係について悩みを聞く機会が多い。自分自身も家にゲーム機が7台あり、息子たちもゲームをしながら育ったから、その問題意識は理解できる。ならば、それについてのひとつの考えを紹介し、「一緒に考えていこう」という主旨。「あたりさわりのない前置き」であったと思う。 こういった態度って、「ニーズがあり、それに応える」ことは行政の仕事だから、そういう意

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「あなたの方がおかしい」と森昭雄氏に言われるの巻(世田谷区のゲーム脳講演リポートその2)。追記あり

    最後の質問にあてていただいた。どうやら手を挙げたのはぼくだけだったらしいが。 発言したのは「三種類」のこと。 (1)来場した方々へのお願い (2)森氏へのお願い・質問 (3)主宰者への質問 具体的には…… (1)来場者へ 森氏も講演中みずから認めていたように「ゲーム脳」には、懐疑的な声も多い。ぜひ、家に帰ったら「ゲーム脳」で検索し、自分で判断していただきたい。 (2)森氏へ お願い 「ゲーム業界からお金をもらっているほかの脳科学者と違い」、森先生は「科学者なので言わなければならないことは言う」、また、「多くの研究者に一緒に研究して欲しい」とのことなので、是非、ゲーム脳についての論文を、ちゃんとした専門雑誌に投稿していただきたい。そうしていただかいないと1000例ものデータがもったいないのみならず、ほかの研究者が否定するせよ肯定するにせよ、研究することができない。 質問 ゲー

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート

    2006年3月6日午前10時より。世田谷区の区民ホールにて。 45分の予定を大幅オーバー、なんと1時間20分近く語り続ける大講演だった。結果、質問の時間は大幅圧縮。懸念された結果に終わりました。残念。 内容は…… ぼくは森氏の講演はこれが初めてであり(最後でもあると祈りたい)、森氏の語りは未体験ゾーンなのだが……「予想していたよりは」穏やかな話、ではあった。とはいえ、聞いていて頭が痛くなるところはたくさん。ノートに書き付けたメモをだいたい時系列に書き起こす。 まず、動物の脳の研究を19年間してきたと自己紹介。今の学部に移って動物実験ができないことになったので、自分で開発した脳波計で脳波を取りはじめた。最初は認知症のお年寄り。しばらくして、学生たちを被験者にして「ゲーム脳」を発見する。 ほどほどでやめようと思っていたが、笑わない子・切れる子どもが多いことに気付き、やめるにやめられな

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