デスクトップ関連の設定と異なり、Windows XPの見た目は変化はないものの、Windows XPの高速化に貢献するのが、メモリー関連の設定だ。XPの標準設定では、メモリーが128MBのシステムでも問題なく動作するように設定されている。 しかし、現在販売されているWindows XPパソコンは、512MB以上のメモリーを搭載している製品が多く、1GB以上搭載している製品も増えてきた。標準設定ではメモリーを活用しきれていない場合もあり、設定を変更することでパフォーマンスの改善が期待できる。大容量のメモリーを搭載している場合は、ぜひ設定を見直してみよう。 パソコンのメモリーは、主にOSやアプリケーションの実行に使われるが、ハードディスクなどのストレージから頻繁に読み出すデータを一時的に格納する「システムキャッシュ」のためにも使われている。 システムキャッシュのためにどの程度のメモリーを割り当