究極のプログラム設計図 PAD解説 bit誌でPAD図を知る bit誌の1980年3月号から3回連載で「PADによるプログラムの開発」という記事が掲載されました。 PADとは、日立製作所の二村良彦さんたちにより考案されたプログラム論理を記述する方法で、Problem Analysis Diagram(問題分析図)と呼ばれる2次元木構造をした図面です。 bit誌の連載記事の中では、直接説明していませんが、ダイクストラの提唱した構造化プログラミングによる段階的詳細化法を実践できる手法で、従来のフローチャートに代わる記述方法です。 PAD図とは、なるほど便利な記述方法だとこの記事を読んで思いました。しかし、フローチャートに慣れていた私は構造化プログラミングも実践できておらず、処理を上から順にフローチャートで書き下ろしていたため、PAD図でプログラム構造をすぐには書くことができませんでした。 フロ