アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展である「CEATEC JAPAN 2008」が閉幕した。 9月30日から10月4日までの期間中の来場者数は19万6630人。過去最多となった昨年に比べて9229人減少した。だが、金曜日の10月3日の来場者数は5万4569人となり、1日の来場者数としては過去最多を記録した。 プレスの来場数も展示会の盛り上がりや注目度を測るバロメータのひとつだ。 毎年、初日のプレスルームは席が確保できないほどの混雑ぶりで、その様子は今年も変わらなかった。主催元の発表によると、報道関係者の数は2294人と、前年の1851人に比べて増加したという。 ところが、現場取材をした複数の記者から盛り上がり不足を指摘する声が聞かれた。 私自身も、その見方には同感だ。初日と、もっとも来場者が多かった10月3日を取材した。確かに3日は来場者があふれ、一部ブースでは身動きがとれない