2008年11月6日に行われたイー・モバイルの新製品会において、同社は20日からHSUPAを導入し、上りの最大通信速度を384kbpsから1.4Mbpsへと大幅に向上させることを発表。併せて同方式に対応したデータ通信端末や、新しい音声端末も披露した。 HSUPA導入をいち早く実現し、得意のデータ通信を強化 イー・モバイルの今回の発表における目玉は、“HSUPA”という規格の導入。通信速度の高速化を実現し、同社が得意とするモバイルデータ通信を強化したというところがポイントだ。 現在のイー・モバイルの通信速度は、ダウンロードの通信速度を高速化するHSDPAを採用しているため、下り速度が最大7.2Mbpsという高速通信を実現している。だが上り速度は高速化が行われず、最大384kbpsと低速のままであった。 そこで新たに、アップロード速度を高速化するHSUPAを導入することで、上り速度を最大1.4