わたしたちは、生きた植物を用いた様々なインターフェイスを研究開発し、それらを、「栽培という行為を喚起するためのメディア」として、実社会の中で応用する実験を進めています。 日常生活の中での継続的な「栽培」行為を通じて、都市の中での、人と自然あるいは人々同士の、新しいアウェアネスとコミュニケーションを創出することを目標としています。研究開発したプロダクトは、三菱地所株式会社との連携により、丸の内の「大手町カフェ」および、新丸ビル「エコッツェリア」に順に展示され、一般の人々を含んだ公開実験を行っています。生態システム、情報システム、社会システム、の3つが調和する未来を、小さな鉢や水槽に託し、日常生活の中でそれらが均衡するポイントを実感していきたいと考えています。