日本国内で成功を収めてから海外へ。一昔前までは、その考え方が当たり前とされてきたが、ここ数年で状況は変化。“グローバルで勝つ”ことを追い求め、最初から海外を拠点にして事業を展開する起業家が少しずつ増えてきている。 その代表例はホテルの空き部屋を月額制で家のように利用できる「Anyplace(エニープレイス)」を手がける内藤聡や、ソフトウェアテストの自動化AIサービス「Autify」を手がける近澤良などだろう。サンフランシスコを拠点に日々、世界中の起業家と切磋琢磨している。 彼らが“キヨさん”と兄のように慕う起業家が、小林清剛だ。彼はスマホ黎明期の2009年、スマホ向けのネット広告配信会社「ノボット」を創業。わずか2年後にはノボットをKDDIグループに売却した。2013年にサンフランシスコに渡米。現在は外食の体験を友達と共有するモバイルアプリ「Chomp(以下、チョンプ)」を手がけている。
ぼくの仕事は経営アドバイザーです。 時給は30万円。 週に一回1時間、経営者にアドバイスをして30万円。 多くの人は、これを「高い」と思うかもしれません。「なんでそんな高単価をつけられるんだろう……」と疑問に思う人もいるでしょう。 でも、この値段にしているのにはれっきとした理由があります。 このnoteでは「値付け」の話をとっかかりに、「価値とはなにか?」そして「いい仕事とはなにか?」について考えていきたいと思います。 少し長めですが、お付き合いください。 安く提供することは「いいこと」なのか フリーランスや副業をやっている人で「値付け」に悩んでいる人は多くいます。 自分の商品、サービスにいくらの値段を付ければよいのか……? そこでよく「安くしたほうがいい」と思っている人がいます。 そもそも「安くしないと売れない」と思ってる。だから「いかに安く提供できるか」に注力する。いわば「安くするため
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