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2023年7月23日のブックマーク (2件)

  • 宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き(ちょっと上級編)。|海燕(ライター)

    昨日、「宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き。」と題する記事を書いた。 https://note.com/kaien/n/n60f311211017 これが、意外にというか、非常に好評だったようで、現時点で600以上の「スキ」を獲得している。 ぼくとしてはわりと常識的というか、いってしまえば基礎的な内容に留めた記事だったのでいくらか意外に思うと同時に、「そうか、この種の記事の必要性があるのか」といまさらながらに気づかされた。 ぼくのようなオタクの考えることは時とともにどうしても専門的に、マニアックになっていく傾向がある。 その際、一度語ったことはいわば「常識」とみなして「その先」を語りたいという欲求が強い。 しかし、あまりにあたりまえのことだが、いくらぼくが「常識」とみなしていても読者にはまったく共有されていない知識がほとんどなのである。 ごく少数

    宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き(ちょっと上級編)。|海燕(ライター)
    t2wave
    t2wave 2023/07/23
    “一度語ったことはいわば「常識」とみなして「その先」を語りたいという欲求が強い”
  • あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。

    浅倉南の話をしたい。 もちろん、あだち充の傑作漫画『タッチ』のヒロインである「南ちゃん」のことである。 タッチ 完全復刻版(1) (少年サンデーコミックス) 作者:あだち充 小学館 Amazon 彼女が少年漫画史上に残る重要なキャラクターであることはあきらかだが、それにしてはその評価は個人個人で分かれる。 もちろん、だれからも愛される万人向けのヒロインなど存在しようもないわけだが、浅倉南の人気とうらはらの悪評は強く印象に残る。 なぜ、南はこれほどまでに嫌われるのか。ぼくにはそれはそもそも彼女が何を考え、何を思い行動していたか広く理解されていないからだと思えてならない。 当然、作中にはっきりと南の心理が書かれていない以上、すべては解釈の問題でしかなく、自分の考え方が「正しい」などと主張することはできない。 しかし、いままで浅倉南について、さらには『タッチ』という作品について伝統的になされてき

    あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。