「日本のエンジニア達は海外に出なければいけない」という記事を読んだ。 日本のエンジニアの給料は世界的な水準から見て恐ろしいほど低く、海外に出ればもっと稼げるし、日本のおかしな点にも気づくことができる……という内容だった。 そうか……エンジニアも出稼ぎする時代になるのだな……と思った。いや、出稼ぎではなく、人材の流出と呼んだほうが正確かもしれない。とにかく、日本は安くなった。もちろん、こうなったのは日本人のひとりひとりの選択の結果なのだが……。 海外で働く場合、日本人が最もネックに感じるのは英語だろう。僕もそうだ。これまで海外に出てみようかと想像したことは何度かあるが、やはり英語がネックだった。 それなら英語を学ぶべきだろうというのはそのとおりなのだが、僕が感じているネックとは日常会話や仕事上の会話という部分ではなく、英語で生活することが当たり前になると、日本語に対する感覚が鈍るという点なの