■あるあるビジネス処方箋 今回は、上司が部下に言ってはいけない言葉について取り上げたい。私が会社員の頃や、取材先である会社や役所などで、よく耳にしたものである。こういう言葉を悪びれた様子もなく、口にする上司がいるということも事実。なぜ、口にしてはいけないのか、そして、上司から言われた時、部下としてはどう対処すべきかなどを紹介したい。 1.「会社を辞めろ!」 この言葉を繰り返すのは、事実上の「退職強要」であり、民法の損害賠償の請求対象行為となる。いかなる理由があろうとも、使っていい言葉ではない。現在の法律の下では、会社を辞めるか否かは、最終的に本人の自由意思となる。本人が「辞めない」と言うのなら認めざるを得ない。 それでも辞めさせたいのならば、「解雇」にするしかない。懲戒解雇、整理解雇、普通解雇のいずれであるのかは、会社が決めることだ。つまり、管理職という立場ではどうすることもできないのだ。
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