「財務省小さくなった」=事業仕分けに不快感−経産政務官 「財務省小さくなった」=事業仕分けに不快感−経産政務官 「財務省も小さくなったものだ」。経済産業省の近藤洋介政務官は26日の記者会見で、行政刷新会議の事業仕分けについて「財務省の意向が色濃く反映されている」と不快感を示した上で、こう皮肉った。 仕分け作業では、経産省が温暖化対策につながると要求したエネルギー関連予算や、厳しい経営が続く中小企業支援関連の予算が、軒並み廃止や計上見送り、縮減と判定された。 近藤氏は「財務省が非公式に作成したペーパーに基づいて、仕分け人が質問した場面が多々あった」と指摘。判定を一つの見識として受け止める意向を示す一方、「財務省はもう少しきちんと国益を考えると思っていた」と批判した。(2009/11/26-21:35)