英イングランド(England)中部レスター(Leicester)で観光客向けに展示される、リチャード3世(Richard III)の遺骨が発掘された場所(2014年7月24日撮影)。(c)AFP/Leon Neal 【12月3日 AFP】2012年に英中部レスター(Leicester)で見つかった人骨のDNA鑑定を行った結果、15世紀のイングランド王リチャード3世(Richard III)のものであることが確認されたことに加え、数百年にわたり英国を統治した君主たちの系譜に疑問を投げかける「誤った父子関係」も示されたとの論文が2日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)で発表された。 論文によると、リチャード3世の姉アン(ヨーク家のアン、Anne of York)の子孫2人とDNAが一致したことから、人骨は「合理的疑いの余地なく」リチャード3