[カンパラ 13日 ロイター] ウガンダ議会で審議中の反同性愛法案は、その厳しい罰則内容から人権団体や海外から批判を受けているが、同議会のカダガ議長は13日、法案を「クリスマスギフト」として可決したいと述べ、成立を急ぐ考えを示した。 この法案は当初、罰則として死刑を盛り込んでいたが、その後修正された法案でも、状況次第では終身刑を適用するなど厳しい罰則が残されている。同案は、同性愛者の権利を主張することを禁止しているほか、同性愛の支援者にも罰則を与えるとしている。 この法案をめぐっては、オバマ米大統領も「醜悪だ」と非難。ウガンダのムセベニ大統領は、法案を支持する教会側と反対派の支援国らの間で対応に苦慮しており、一部の支援国は法案が可決された場合、援助を打ち切るとも警告している。