先週、先々週とJava SEでCookieを扱う方法を解説してきました。そこでは、Java SE 6でCookieを扱うためのCookieManagerクラスが導入され、デフォルトではメモリにCookieを保持することを説明しました。 メモリに保持しているため、アプリケーションが終了すれば、保持していたCookieはすべて消失してしまいます。 できれば、ファイルなどにCookieを保存したいのですが、そのためのクラスはJava SEでは提供されていません。 そこで、今週はCookieの保存、読み込み機能を独自に作成してみましょう。 図1は先週示したものと同じCookie関連のクラス図です。 中心となるのがjava.net.CookieManagerクラス、そして、Cookieを保持するのがjava.net.CookieStoreインタフェースになります。 CookieStoreインタフェー
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