NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブでは、汎用的な人工知能の開発に向けた最短距離は脳に学ぶこと、つまり全脳アーキテクチャ・アプローチであると考えています。全脳アーキテクチャの開発を促進するため、毎年秋にハッカソンを企画しています。これまで、2015年に「複合機械学習」、2016年には「認知アーキテクチャ」、2017年は「目覚めよ海馬!(映像)」として、徐々に脳に学ぶ度合いを強めながら、計3回開催してきました。 今年は「AIにまなざしを」をテーマとして、複数の視覚タスクを脳のように解く単一の計算モデルを構築していただきます。技術的なポイントは二つあります。一つは、主に新皮質系がかかわる眼球運動の制御です。もう一つは、大脳基底核と新皮質のループにより前者が後者に抑制信号を送ることからなる制御回路です。このループは、眼球運動だけでなく、身体運動、思考、意欲などの高次機能広範に共通の回路で
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