「顧客・ユーザはは自分が何が欲しいのかわかっていない」という話が、商品企画や企業経営の場面でよく出てきます。 この話にはいろいろバージョンがあります。 「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう。」とヘンリーフォードが言った。 「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」とマーケティングの権威が言った。 「多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」とスティーブジョブズが言った。 普段からマーケティング議論に慣れている人にとっては、よく聞く話であり、ある意味で王道的な考え方であると思います(実践するのは難しいですが)。 しかし、このような思考に慣れていない人に対して上記のような比喩を持ち出したときに、果たして意図が伝わるのでしょうか? ひとつづつ具体的に検証してみましょう。 (なおここでは比喩と
![「顧客は自分が何が欲しいのかわかっていない」をわかりやすく例える方法 · DQNEO日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f7de7c0278993661a11fbc3637f96292ba773aa/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fdqn.sakusakutto.jp%2Fimages%2Fkali.jpg)