先日、はじめてタグボートの多田琢さんにお会いした。 若い皆さんにはすごさがわからないかもしれないが、CMの一時代を築きあげた、 ぼくらからすると「おもしろいCMのカタマリ」みたいな人である。 PEPSI NEX ZERO 桃太郎 そのときの話が印象的だったので、紹介したい。 ぼくは「たぐいまれなしごとをしている人には、その人なりのメソッド、ルールがあるはずだ」と思っている人間なので、そのルールを引き出そうとした。 「どこに秘訣があるんですか」と。 しかし、多田さんの返事は意外なものだった。 「自分がこのCMだったら観たいというものをつくるだけ」 ……え、それだけ? もっとなんかこう、音楽の使い方に一定のやり方がある、とか、独自の発想法がある、とかあるんじゃないの、と思い、もっと深くつっこんでみた。 すると、この言葉の奥底にある「強さ」がわかってきた。 多田さんは、営業を7年間経験し、プラン
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