5冊全部、読み終わっちゃった、この日記に書く前に。 一冊読了するごとに感想をこの日記に書こうと思っていたのだけれど、言語化できなかった(笑)。『ナ・バ・テア』読了の感想文を最後に。 シリーズ読了後に言えることは、一つ。 この夏公開の押井守監督による『スカイ・クロラ』を観る前に、森 博嗣氏の原作小説を読んでいて本当に良かった、ということ。もし、劇場アニメを見たあとに原作を読む人がいるとすれば、心から同情したい。あの衝撃と感動が味わえないなんて、かわいそうに(笑)。 もう一度、文庫版『スカイ・クロラ』の「あとがき」の鶴田謙二画伯の言葉を引用しよう。 それともう一つ書いておかなければならないのは、読み終わるまで絵が無かったことに気付かなかったことです。 (中略) 仕事でなければどんなに素晴らしい体験だったことか。それに絵を付けなければならない立場を解っていただけるでしょうか。絵が無いから良かった