ひとつは、なんで“本”を頭にのっけているのか。もうひとつは、同じ川越市内には東武東上線・JR川越線の川越駅があること。他にも市内にはいくつかの駅があるが、玄関口としての役割を持っているのは本川越駅のほかに東武・JRの川越駅があるというわけだ。そして西武新宿線と東武・JRの線路が交わるところには駅はなく、互いにそっぽを向くように川越の玄関口を担っているのだ。 川越のふたつの玄関口のナゾ。それはいささか気になるところである。 本川越にやってきた 今回の路線図。西武新宿駅からは特急「小江戸」では約45分、特急券のいらない急行ならば1時間ちょっとで「本川越」に到着 そこでとにかく西武新宿線に乗って、本川越駅にやってきた。西武新宿駅からは特急「小江戸」では約45分、特急券のいらない急行ならば1時間ちょっとで到着する。 特急であろうがなかろうが、西武新宿線の列車は駅の手前で東武東上線をアンダーパスし、