ブックマーク / naruniwa.hatenadiary.jp (3)

  • 風雲ヒューゴ—賞2015 - SF行為記録保管所

    作品の中身より受賞歴が前面に出てくるのがイヤなので、普段あまり賞関連の話はしないのだけど、今年のヒューゴー賞についてはやはり触れておかないといけないと思い、遅まきながら概要をまとめてみた。こんなに真面目にヒューゴー賞の情報を追ったのは初めてかもしれない。 何が起こったか 今年のヒューゴ—賞の候補作投票で「サッド・パピーズ」「ラビッド・パピーズ」と称する2つの集団による組織票が多数の部門にわたって行われ、大部分が実際にノミネートされた。 小説4部門に限ってみても、長篇部門では5作中2作*1、ノヴェラ部門で5作中5作、ノヴェレット部門で5作中4作、ショートストーリー部門で5作中5作*2と両パピーズの推薦作が多く含まれている。 その他にも、映像部門、編集者部門、ファンジン部門……と影響は多岐にわたる。組織票の対象となった作品の一覧はこのサイトでまとめられている。 経緯 今回の組織票の首謀者は「サ

    風雲ヒューゴ—賞2015 - SF行為記録保管所
    t_f_m
    t_f_m 2015/06/25
    "2つの集団による組織票が多数の部門にわたって行われ、大部分が実際にノミネートされた。"
  • 京フェス2012「未訳SFの部屋」メモ - SF行為記録保管所

    これまた10/6に京フェスの合宿で行った「未訳SFの部屋」の発表のまとめです。趣旨としては発表者のお気に入りの未訳作品を紹介するというものですが、ただ一方的に話すのでは聞く側もダレてくるという今までの経験から、今回は発表者がそれぞれの手駒のキャッチコピーを挙げ、観客が聞きたい方を投票で決めるという観客参加型バトルロイヤル形式で行ってみました(ちなみに私が負けました)。以下では紹介できなかったものも含めた作品について述べています。 ケン・スコールズ "Edward Bear and the Very Long Walk"(2001) 今回の紹介の裏テーマとして、ここ10年くらいでハヤカワSF・FT文庫で翻訳が出たにも関わらず特に話題にもならないまま消えていったーーしかし海外では変わらず精力的に活動しているーーそんな作家の「あの人は今」を扱おうというのがありました。イアン・マクドナルドみたいに

    京フェス2012「未訳SFの部屋」メモ - SF行為記録保管所
    t_f_m
    t_f_m 2012/10/19
    "発表者がそれぞれの手駒のキャッチコピーを挙げ、観客が聞きたい方を投票で決めるという観客参加型バトルロイヤル形式" ちょっとしたビブリオバトルめいたもの
  • 私選00年代海外SF傑作選を編む(3) - SF行為記録保管所

    ウィルスンに続いてカナダ勢から、00年代のハードSFシーンで注目度を高めたピーター・ワッツを取り上げたい。 ピーター・ワッツ(1956〜) 00年代の代表作 Maelstrom (Rifters Trilogy)(2001) Behemoth: B-Max(2004) Behemoth: Seppuku(2004) Blindsight(2006) 既にSFマガジンで2作ほど短編の邦訳があるが、著者について少し説明を加えておきたい。業は海洋生物学者であり、90年代はじめからSF短編を発表、1999年には初の長編Starfishを上梓する。この作品は続くMaelstrom、Behemoth(2分冊)と三部作を構成している。その後、2006年の単発長編Blindsightがヒューゴー賞はじめ多数のSF賞候補に挙がったことから飛躍的に注目を集めるようになった。 ワッツの作品は非常にアクが強い。

    私選00年代海外SF傑作選を編む(3) - SF行為記録保管所
    t_f_m
    t_f_m 2012/02/01
    メモ的意味を含めて
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