こんばんわ、ストレンジ・フィクションズです。 来る、2023年1月15日に京都はみやこメッセで催されます京都文学フリマ7に(久しぶりに)出店します。ブース番号は「お-17」。ミステリ創作島です。 初お披露目となる新刊は、ハードボイルド御三家として今なお根強い人気を誇るロス・マクドナルドに捧げるミステリ・トリビュート・アンソロジー、『黒い背表紙の探偵』です! (表紙:ななめの)収録創作短編・評論は以下の通り。 船戸一人「リュウ・アーチャーは電気羊の夢を見るか?」(創作) 西海岸の日系人街で探偵を営む僕は、事件を横から奪われることで、電話でしか現れない奇妙な探偵アーチャーと知り合う。殺人事件の容疑者探しを依頼された僕は、事件の陰にあるアーチャーの姿と僕が暮らす日系人街の秘密へと迫っていく。 織戸久貴「淡い密室」(創作) 二〇一九年、夏。だれかのいたずらで校庭の上を漂うシャボン玉を見たわたしは、