昨秋から3度目を数える大和屋暁オーナーへの独占取材だが、インタビューの開始からジャスタウェイは瞬く間にスターダムを駆け上がり、ドバイDFを圧勝。4月に発表された「ワールドベストレースホースランキング」でも日本馬史上初となる世界No.1の評価を受けたことは、競馬界に大きな衝撃を与えた。ジャスタウェイの惜敗が続いていた当時から「ドバイに行きたい。ドバイで勝ちたい」と大きな目標を公言してはばからなかったオーナーが、その夢を実現した今、どんな思いでいるのか、喜びと悩める胸中を明かしてくれた。(取材日:4月10日) -:中山記念はレース後もファンからも声援を受けていましたよね。 大:ビックリしました。みんな雨が降ってるのにジャスタウェイ人形を持って、ウィナーズサークルに集まってくれていて。声かけてくれるんですからね。恥ずかしながら僕はあの日、他の事(待ち合わせの段取りや打ち上げ会場の手配とか)に気を