いわゆる「恵まれた体格」の意味で用いられる表現。要するに「筋肉質で」「がっしりした」「骨太な」「恰幅の良い」体つきのこと。あるいは、ただの巨漢や、すこぶる発育のよい児童、ふくよかな太り肉の女性などを指す意味で用いられることもある。 「恵体」は、もともとはプロ野球に関連するネットスラングである。「いかにも豪打者らしい体つき(なのに碌なヒットを撃たない打者)」を非難して「恵まれた体格から糞みたいな打球」と評する言い回しが定着し、これが「恵体糞打」と略記され、ここから「恵体」の語が抽出されるようにして単独で使われはじめた、という経緯のあることが知られている。 「恵体」の読み方は特に決まっていない。もともとネットスラングであり、しかも略語であるため、読み方が想定されていないためである。たいてい「けいたい」「えたい」「めぐたい」あたりが読み方の候補として挙げられる。もし今後、日本語の一般的な語彙とし