ゆるキャラなどの地域発コンテンツ、歴史をテーマにした映像作品、地方のスタジオが生み出すコンテンツなどのように、いまコンテンツのさまざまな領域で「地域」に注目が集まっています。 キャラクターに関する専門調査会社であるキャラクターデータバンクが企業を対象に実施した市場動向調査によれば「今後、伸長すると思うジャンル」(キャラの出身媒体)の1位に「地域発キャラクター」が踊り出ました。 このように、地域が話題化した背景には何があるのでしょうか。この疑問に答えるために、先日開催された東京国際アニメフェア2009で「アニメにおけるロケツーリズムの可能性〜『らき☆すた』の聖地巡礼と観光資源」と題したシンポジウムが開催されました。私もシンポジウム全体の構成とパネルディスカッションの司会を務めています。 私はこのような現象の背景には、ユーザーのメディアリテラシー向上による、積極的な情報発信、情報交換の姿勢があ
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