風力・太陽光発電など、今後を担っていく自然エネルギー由来の電力はいくつかありますが、その中でも注目されているのが広大な海の力を利用する「波力発電」です。 欧州諸国では他の発電と比較してもより盛んに研究が行われており、自然への影響を限りなく減らす構想「ゼロ・エミッション」に限りなく近いのではないかとされている技術の一つ。その中でも商用化がより早く見込めそうなのが、今回紹介するCETOシリーズです。 海中にブイを浮かべ 地上で発電 従来の波力発電では、電力を作るための装置も海の中で作動していましたが、オーストラリアのCarnegie Wave Energy社が考えたCETOシリーズは、発電装置自体は地上に置かれ、海に漂うのは巨大なブイのみ。これにより、悪天候時に発電装置の対応をすることもなく、さらに海の景観を損なわずに、地上でメンテナンスをすることが可能になります。 ブイは波に合わせて横に動
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