若手AI技術者や研究者が集うコミュニティスペースが東京・本郷に誕生した。AI特化型インキュベーターであるディープコアは、インキュベーション施設「KERNEL HONGO」を8月8日、正式にオープンした。 ディープコアは、ソフトバンクグループが100%出資する子会社。1月にインキュベーション事業を開始した。AI分野、特にディープラーニング領域に特化していることが特徴で、現在、公募した約100名の「KERNELメンバー」に対し、創業を支援している。 KERNEL HONGOでは、NVIDIAとの協業により、AIコンピューティングプラットフォームなどの計算資源を備えるほか、ミーティングルーム、ラウンジ、プロジェクトルームなどを完備。研究にフォーカスができるプライベート空間を用意する一方で、ラウンジやパントリーといった、ほかの会社や出入りする人々とコミュニケーションを生み出すスペースも確保する。
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