ARに使えるOpenCVで作る画像認識Androidアプリ:モバイルARアプリ開発“超”入門(6)(2/3 ページ) ORB特徴量検出器を用いた画像認識アプリの実行 筆者が作成したサンプルについて簡単に説明します。 「ORB特徴量検出器」を選択した理由 画像の特徴量検出アルゴリズムとして代表的なものとしては、「SIFT」「SURF」が挙げられます。また、これらのアルゴリズムはOpevCVにも実装されており、利用可能です。 SIFTやSURFは画像が拡縮や回転した場合でも、あまり影響を受けないため、画像認識を行う際によく利用されます。しかし、モバイル端末で利用するには計算量が多く、処理に時間がかかります。 また、どちらも特許が取得されているため、SIFTやSURFに比べると精度は落ちますが、今回は完全にパテントフリーで軽快な「ORB」を利用しました。OpenCVはオープンソースのライブラリで