空中に浮かぶボタンをポチリ、「空中超音波触覚インタフェース」とは?:5分で分かる最新キーワード解説(1/4 ページ) 今回のテーマは「空中超音波触覚インタフェース」だ。箱の中の何もない空間にぽっかり浮かぶボタンの映像を指で触ると「ポチリ」と接触感が伝わる空中触感タッチパネル、手のひらに投射した映像中の小動物が移動すると、さわさわと動き回る感触を覚える触覚プロジェクタ、光学的に再現した3次元クローン物体を押すと実物が傾く触覚クローン。これらを実現したのは超音波技術だ。一体どんな原理なのか。 「空中超音波触覚インタフェース」って何? 超音波振動子を格子状に多数並べた超音波振動子アレイから、空中の任意の位置に焦点を結ぶように超音波を発生させると、そこには音響放射圧と呼ばれる圧力が生じる。その位置に人間の手指などがあれば、表面に押されるような触覚刺激が生まれる。この現象を利用して、バーチャルリアリ
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