さて前々回、前回とDistributed Tensorflowの仕組みを学んできましたが、いよいよGoogle Cloud Platform(GCP)上で動かしてみます。無料枠の$300を突っ込んでvCPUインスタンスをたくさん作れば貧乏人にも高火力の鱗片が見れるのでは?という期待がモチベーションでした。 最初にネタばらししてしまうと、GCPの無料アカウントでは1regionにつきvCPU8個までに制限されていることがわかりましたので、それほどの高火力にはなりませんでした。今回はインターフェイスとマスタサーバに1個ずつvCPUを当てたので、vCPU6個での並列化となります。それでも、もちろんちゃんと速くなりました。 Dockerイメージの作成 GCPのContainer Engine で動かしたいので、まずDockerイメージを作ります。 先日ビルドしたTensorflowサーバのみを入れ