ウフルと米Aferoは2016年12月12日、IoT(Internet of Things)事業に関する業務提携で合意した。ウフルは、複雑なデータを分かりやすく可視化するユーザー・インタフェースの開発を得意とするコンサルティングサービス事業者。一方のAferoは、IoT製品に組み込む小型のBluetoothモジュールおよび取得したデータをクラウド上に保存するプラットフォームを提供、高いセキュリティ技術を売りにする。今回の提携の背景や狙いを、両社のトップに聞いた。 今回の提携に至る経緯と提携内容を教えてください。 松村:2015年までは「ステルスモード」ということで、水面下で開発を進めていましたが、2016年に入ってからは将来顧客になるであろう企業へのアプローチを始めました。リースや物流など、消費者向けIoTアプリケーションを提供したいと考える企業です。 一方で、セールスとマーケティング、販