fabcrossの調査によれば、メイカースペースは2015年からの2年間で倍増していて、2017年10月時点では174もの施設が日本国内にある。 編集部が把握できていない施設も一定数あることを考慮すると、実際には200以上の施設があってもおかしくないし、日本全国のメイカースペースを漏れなく取材することは難しいだろう。それぐらいの勢いで伸びている。 私はこれまでの取材を通じて、多くのメイカースペース運営者や利用者の声を聞いてきた。 また、メイカースペースに関心を持つ事業者から相談を受ける機会もあり、場合によってはレクチャーに赴いたり、利活用の在り方について意見を述べたりすることも少なくない。 そうした経緯もあり、2017年からは日本で最も大きなメイカースペースと言っても過言ではないDMM.make AKIBAの運営にも関わっている。 この連載では関心が高まる一方で、あまりよく知られていない(