Web上の記事を読んでいると、「グロースハックを成功させるためには、細かな改善施策を当ててみて、たくさん失敗することが重要」という主旨の論調をよく見かけます。 本当にそうでしょうか? Garbage in, garbage out. (ゴミデータを用いていくら解析してみても、出てくる結果はゴミばかり) という統計学の格言があります。 正しくセグメントされていないゴミデータを見て施策を打っていたり、継続率に影響があるのか定かではない機能のコンバージョン改善にせっせと励んでいたり。これらの失敗は実は何の前進も生んでいません。 本当に失敗することが重要なのか。グロースハックを機能させる上で、もっと本質的に重要なものがあるんじゃないのか。 一旦立ち止まって考えてみる必要がありそうです。 発見こそ喜ぶべきポイント グロースハックの一番の肝は「たくさん失敗すること」ではなく「質の高い発見をたくさんする