長尾のブログ2.0: ビデオダイバー
僕のいる研究室で研究開発されたビデオシーン検索システムDivieが一般公開されてからほぼ半年が経過しました。 これを開発した学生は、この研究に関する論文で2つの学会から賞をいただきました。 しかし、Divieのビデオシーン検索が一般に浸透しているとはまだとても言えない状況です。 Synvieのシーン引用型ビデオブログ（このエントリーがその例）も同様ですが、もっと多くの人に使ってもらえるための努力をするべきだと思っています。 たとえば、シーン検索やシーン引用の意義やありがたみがよくわかるように説明して、多くのビデオ共有サイトにその仕組みを取り入れてもらえるように働きかけることです。 それは、学生ではなく、僕がやるべき仕事だと思いますが、まだちょっと戦略が練りきれていないのです（そもそも僕はビジネストークが苦手ですし）。 その理由として、一般ユーザーが投稿するビデオはほとんどの場合あまり時間が
Dive into XX ～ちょっと真面目なブログ～ : ビデオシーン検索システム divie
divieは現在研究開発中のビデオシーン検索システムです。 デモビデオとSynvieのビデオブログ機能を使ってdivieについて説明します。サムネイル画像をクリックするとビデオを閲覧することができます。 divieは情報検索に便利な「タグ」を利用してビデオシーンを検索することができる新しい形の検索システムです。ビデオコンテンツの中に深く潜っていくという意味で、dive into movie、divieという名前を付けました。 divieのトップページにはタグクラウドが表示されます。 タグにはコンテンツタグとシーンタグが存在します。 コンテンツタグとは、ビデオコンテンツ全体に対して付与されているタグのことです。 シーンタグとは、Synvieに投稿されたコメントやブログなどから抽出されたタグであり、ビデオコンテンツの任意のタイムコードに関連付けられています。シーンタグは、名詞、動詞、形容詞に分
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
