前回の記事で、英語話者相手に自信を持って、少なくても物怖じせずに英語で会話できるようになるための第一歩として、正しい(日本人以外に通じる)発音を習得することの重要性について書いた。 例えば、音痴であることを自覚し恥じている人にとって、人前で歌うのは心理的負担が大きいのと同様に、発音を学んだことがない状態の英語学習者にとって、生粋のカタカナ発音を人前にさらけ出すことは、大抵の場合ばつの悪さを抱く原因だと思う。 1フレーズでも歌ってしまえば自分の音程に対する不出来を露呈してしまうのと同様に、1センテンスでも発してしまえば自らのジャングリッシュを披露してしまうことになるのだから。そして相手に "Sorry?" とでも聞き返されたらもう後の言葉が続かない。もう一度繰り返したところで相手に通じるとは思えないし、とっさに別の表現で言い換える余裕も初心者にはまだ備わっていない。仮に別の言い方で説明するに