むかしは電池と回路でデータを保存していた そもそもむかしは、ゲームのデータをセーブするって概念がなかったんですよね。 たとえば、ドラクエ2の時には「ふっかつのじゅもん」というパスワードが使われていました。 データがセーブできないゲームのイメージを、下に描いてみました。 ファミコンはカセット(ROM)からマップやモンスターの情報を読み込みます。 ROMはデータを読み出すことはできますが、書き込むことはできません。 カセットから読み込んだデータは、ファミコンのRAMに一時的に記憶されます。 ゆうしゃの経験値や所持アイテム、今マップのどこにいるか等の情報なんかがこれにあたります。 RAMは電源が切れると情報が消えてしまうので、ふっかつのじゅもんのように紙などにゲームデータを記録する必要がありました。 ただ、この方法だとゲームが複雑になるにしたがって、パスワードの長さがとんでもないことになります。