知能の高い人間と知能の低い人間では、知能の低い人間の方が生存と繁殖に有利で、人間として優れているという。 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの経営学科准教授サトシ・カナザワ氏によると、我々人間がやらなくてはいけないのは、おいしいものを食べ、魅力的な異性との間に子孫を残すことだけ。現代生活では、学校で優秀な成績を収めること、いい仕事に就くことなどの一般知能が重要視されるため、知能の高い人間はそうでない人間をあらゆる面で卓越する。しかし、異性を射止めて結婚すること、子どもを育てること、友達をつくることといった面では例外。知能の高い人間は、結婚相手をみつけるのに苦労する傾向があるし、知能の高い女性は母親になることが少なく、なったとしても良い親にはなれない。また、高齢出産になることが多いためか、知能の高い女性の子どもは健康や行動面に問題を抱えていることが多いともわかっている。 「大切なものは、