阪神は31日、藤川球児投手(40)が今季限りで、現役引退することを発表した。谷本修球団本部長(55)がオンライン会見を開き、明かした。 【写真】あと1人からサヨナラ被弾 マウンドで座り込む藤川…6月のヤクルト戦 「藤川球児選手が、今シーズン限りでの現役引退の申し出を受けまして、球団としてそれを了承したことを報告します」 引退決断の経緯について、同本部長は本人の言葉を代弁する形で「1年間、コンディションを保つのが難しい。体が悲鳴を上げている。チームに迷惑を掛けている」と説明。右肘の状態について「手術が必要なレベル」とした。ただ、即引退ではなく、今シーズン中の復帰を目指してリハビリを続ける。「必ず今シーズン中に戻ってきます」との言葉もあったという。 藤川は1998年度のドラフト1位で阪神に入団。2004年のリリーフ転向を機に、シーズン後半から1軍に定着。2005年はセットアッパーとして、勝利の