横須賀市は21日、人事異動命令に従わなかったとして、同市港湾部の男性主任(40)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。 市によると、主任は今年4月1日付で市民部から港湾部への異動命令を受けたが従わなかった上、その後複数回にわたる上司の説得にも応じず、市民部に約9カ月間勤務し続けたという。 主任は2008年度から同部で技術職に当たっており、異動命令に従わない理由を「2年間で仕事を覚え切っていない中で次の職場に移ると自分の評価が下がる」などと説明しているという。市民部での約9カ月間、専門書を読むなどして過ごしていたという。