9月25日に盛岡市で行われた社会人ラグビー・トップイーストリーグの釜石シーウェイブスRFCと横河武蔵野アトラスターズ(東京)の試合中、アトラスターズの選手が、「震災で頭がおかしくなったんちゃうか」などと暴言を吐き、関東ラグビーフットボール協会から出場停止処分を受けていたことが12日、わかった。 同協会やシーウェイブスによると、この選手は試合の後半20分過ぎ、スクラムを組む前に両チームのFWが「お互い真っすぐ組もうや」などと話していたところに割って入り、「お前ら震災で頭おかしくなったんちゃうか」などと発言した。 試合後、アトラスターズの監督と選手が口頭で謝罪したが、シーウェイブス側は文書で協会に報告。協会は9日付で、選手を試合翌日から30日間の対外試合への出場停止処分とした。 シーウェイブスの高橋善幸ゼネラルマネジャーは、「今後このようなことが起こらないように、協会には指導をお願いしたい」と