プロ野球セ・リーグは18日、中日が横浜と3-3で引き分け、2年連続9度目のリーグ優勝を決めた。その一方、リーグ戦早々に3年連続の最下位が確定した横浜は先の見えない低迷を続けている。目の前で優勝の瞬間を見せつけられた横浜・尾花高夫監督(54)は「キックベースなら優勝できるのだが…」と、くやしさをにじませた。 この日リーグ優勝を決めた中日は、8月の段階では首位ヤクルトと10ゲーム差をつけられていたが、その後猛追。10月6日、ついに首位に浮上した。チームを率いてきた落合博満監督(57)は球団創設以来初めてのリーグ連覇を果たしたが、今期限りでの退任が決定している。 一方、目の前で中日の胴上げを見せつけられた尾花監督は、今期首位中日と32ゲーム差、5位の広島とも10.5ゲーム差をつけられ圧倒的な最下位についたが、来期も続投が決定している。 尾花監督は成績低迷の責任について記者から尋ねられると、