「(1.4東京ドームでは新闘魂三銃士だった)3人が王者になるかも。全員揃ってベルトを巻いたら、どんな景色が見えてくるのか……」とコメントした棚橋。 彼とは、同じ年の同じ日に、新日本プロレスの入門テストを受けた。そのテストの中で行なわれた、スパーリングの相手も彼だった。結果は2人とも合格。 自分は当時、高校を卒業する直前だったから、卒業後すぐに上京して入門したけど、彼は大学3年生だったので、長州力さんから「ちゃんと大学を卒業してからこい」と言われていた。だから、合格をした日は同じだったけど、正式に入門してきたのは1年後のことだった。 プロレスの世界でこの1年の差というのは、本来、いろんな意味で大きい。しかし、自分と同期だった仲間が練習中に大怪我をしてしまい、不運にもプロレスラーになることを断念しなくちゃいけないことが起きたりして、会社は自分たちをデビューさせることに慎重になっていた。結果、自